十三湊(とさみなと)は、青森県の岩木川の河口にあった湊です。津軽半島の西海岸の北部です。
鎌倉時代から室町時代にかけて、蝦夷管領に任じられらた津軽の豪族、安東氏の本拠地として繁栄した湊です。
十三の読み方は、安東氏の時代は「とさ」だったようですが、現在の地名は「じゅうさん」です。遺跡の場合は「とさ」と言います。
十三湊遺跡(とさみなと いせき)は国の史跡に指定されています。
十三小学校の近くに遺跡案内板が建っています。
見た目には往時の様子をうかがうことはできませんが、発掘調査で広い道路、大型建物、そして町屋が立ち並んでいいたことが明らかになっています。
学校のそばの土塁の遺構です。
十三湖と日本海の出口は、中世の頃は今より南の方にありました。古水戸口といいます。湊明神宮の近くから海の方に向かいます。
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地図によるとこの付近です。
明神沼です。水戸口に続く水路がいくつかの沼になって残っています。
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