湊明神宮 浜の大明神跡 五所川原市(市浦村)十三

湊明神宮は、十三湖(じゅうさんこ)の西岸、明神沼の南端近くに鎮座しています。

この辺りは、鎌倉時代から室町時代にかけて、三津七湊(当時の日本の十大港湾)の一つとして栄えた、十三湊(とさみなと)があったところです。

鳥居です。鳥居の横が駐車スペースになっています。

鳥居

階段を上って行くと、

参道

湊明神宮の社殿です。

社殿

湊明神宮の境内は「浜の大明神」があった場所と伝えられています。

浜の大明神は、江戸時代かそれ以前に書かれたという「十三往来」という文献に、「浜之大明神之奉拝社堂 並甍玉之籬立囲 厳神殿之床十四丈 立遠鳥居・・・・・」と記載されています。一丈は約3メートルなので、十四丈は42メートルです。ビル1階分=3メートルくらいという勘定からすれば、14階建てのビルに匹敵します。とてつもない巨大建設です。

もし、この付近で巨大な柱跡が発見されれば大変な注目を集めるでしょう。かつての出雲大社の十六丈=48メートルは本当だったという研究(出雲大社 大林組でググればでてきます)もあります。十四丈はあながち不可能とは言えないのです。

神社の向かいは明神沼です。

明神沼

かつて明神沼の南端が十三湖と日本海の出入り口で、そこは古水戸口(ふるみとぐち)といわれています。

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