青森市から田代平に向かう県道の付近は、第8師団歩兵第5連隊(青森市)が演習中に遭難し、訓練への参加者210名中199名が死亡した大遭難事件の現場でもあります。
野営の地点など、多くの標識が立てられています。
明治35年1月に起こったこの事件は、新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」、そして映画「八甲田山」でとりあげられました。
県道沿いにある「銅像茶屋」です。(2019年休止中です。)
銅像茶屋の奥の小高い地点に、遭難を連隊に報告するために戻る途中、捜索隊に発見された後藤伍長の銅像が立てられています。
よく整備された小径です。
後藤伍長の銅像です。青森市方面を向いています。
映画ができた当時、わたしは田代元湯が好きでときどき行っていたので、緒形拳さんが演じる兵隊さんが温泉にたどりつく場面がとても印象的でした。
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