五所川原市の飯詰にある長円寺にたちよりました。
寛文7年(1667)からの古刹、曹洞宗のお寺です。
長円寺の梵鐘は、正徳6年(1716)に京都で鋳造されたものです。長勝寺の梵鐘と一緒に運ばれてきましたが、途中、十三湖で沈没し、長円寺の梵鐘だけが引き上げることが出来たといわれています。又、寛政年間の大砲鋳造や太平洋戦争の金属回収、あるいは火災等による存続の危機を乗り越え、今日に至っているそうです。昭和37年に青森県重宝に指定されています。
幸福観音です。
涅槃像です。ふっくらしたお釈迦さまですね。眠っているように上を向いておられます。