石ヶ戸 奥入瀬渓流

十和田湖ドライブの続きです。

銚子大滝の次には、奥入瀬渓流の名所のひとつ「石ヶ戸(いしけど)」に立ち寄りました。ここにはトイレや売店があります。ラーメンやソフトクリームもあります。

混んでいましたが、運良く駐車することができました。

渓流の流れです。心が洗われるようでした。

これが「石ヶ戸」です。

女盗賊「鬼神のお松」の隠れ家だとか。病のふりをして旅人の背を借り、油断させて殺して金品を奪っていたのだそうです。

さて、鬼神於松ですが、

三世桜田治助作の歌舞伎「新板越白浪」の登場人物だそうです。

以下、簡単な略歴です。
深川の遊女であった。
身請けされ仙台藩士、立目丈五郎の妻となる。
立目が剣術指南役、早川文左衛門に殺害される。
於松は仇討ちの旅にでる。
早川を発見し殺害する。
越後の笠松峠に住む山賊の女頭領となる。
早川の息子に仇討ちされる。

と、こんな人で、江戸時代の錦絵の中で、石川五右衛門、児来也と並んで「日本三大盗賊」の一人とされているそうです。結構人気があったらしいのです。

その人気が、お松を、十和田湖の山にも潜ませたのでしょう。


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