新青森県総合運動公園は青森市宮田にあります。
青森県は２００２年Ｗ杯サッカーの会場候補地に名乗りを上げて、スタジアムを青森市安田の総合運動公園に建設することにしていました。
ところが、隣接する三内丸山で大規模な縄文遺跡が見つかったことで、安田地区への建築をあきらめて、あらためて候補地を選定した結果、宮田地区に変更することになりました。その後、Ｗ杯の誘致はなりませんでしたが、宮田地区は新総合運動公園として整備されることになりました。
２００３年、完成して間もない青森アリーナで、皇太子殿下御夫妻（現天皇陛下皇后陛下）をお迎えしてアジア冬季競技大会の開会式が行われました。私も観客席の片隅から起立してお迎えさせていただきました。
その後、新運動公園には年に一度くらいは出かける機会があり、これまで、相当な回数出かけているのですが、写真がほぼありません。イベントがある日は人が多いので撮しにくいのです。
先月、サッカーの試合を見に行ったときも数枚しか撮っていないのですが、まとめて撮ろうと思っているといつまでもUPできそうもないので、掲載することにしました。
雨具を着ている人がいます。これは開会式の直前ですが、豪雨がやんだところです。私もポンチョ風の雨具を着ていましたがだいぶ濡れました。
この新運動公園を建てようとしたら縄文遺跡が出てきました。
青森県埋蔵文化財調査センターが発掘調査に入ったというニュースを見たときに、私は野球場の工事を中止した三内丸山遺跡のように、ここも建設中止になるのではないかと心配したことを覚えています。
素人考えですが、地形からすれば、あの辺りの少し高いところににはまだ発見されていない縄文遺跡が沢山あると思います。
新運動公園が宮田に決まったときに、交通の便がよいという話があったと記憶しています。今回、バスを乗り継いで行ってきたのですが、交通の便が良いとは言えません。
青森駅から直接行ける便がありません。県病前で降りて、青森市営バスではない「青森市バス」の矢田・滝沢線に乗り換えて新運動公園に向かいました。普段入ることがない宮田の集落に入っていったので、ちょっとしたバス旅行気分になれて、それはそれで楽しかったです（このバスは野内駅前を通過するので、野内駅で降りてこのバスに乗れば乗り換えなしで新運動公園につきます）。もう少し本数があればよいのですが、帰りのバス時間が気になって少し早く会場をでたのが心残りでした。
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