弘前市向外瀬(むかいとのせ)にある諏訪神社です。
鳥居です。
手水舎です。
奉納馬です。
拝殿です。
拝殿の社額です。
本殿です。
拝殿から鳥居を振り返って。
境内の大木。
境内はあまり広くはありませんが、大きな木に囲まれた雰囲気のある神社です。
この神社には、田舎館村の諏訪堂というところから飛んできたという伝承があるようです。
2022年10月29日
弘前市の保存樹木に指定されているフジの大木です。
上のほうでイチョウと交差しています。
菅江真澄「津軽のをち」より
「白藤明神という社地に名高いおおふじの古木がかかっている神前をすぎて、外瀬(とのせ)という村にくると、垣根のなかに囲われて数多くの薬草が植わっているのは、藩主の薬園である。」
東洋文庫版 菅江真澄遊覧記3 寛政9年(1797)5月18日の日記より引用
菅江真澄は津軽藩の薬草栽培に力を貸していました。外瀬の薬園に行く途中、「おおふじの古木」がある「白藤明神」を通り過ぎています。藩の薬園の手前に位置し、藤の大木がある神社といえばこの向外瀬の諏訪神社なので、かつてこの神社は白藤明神と呼ばれていたのでしょう。
2023年4月15日
まだ葉がない時期なのでフジの様子がよくわかります。
境内の留魂碑です。向外瀬の戦没者慰霊碑です。