明治14年(1881年)9月10日、明治天皇陛下は弘前裁判所を御巡覧されました。その記念碑です。
記念碑の後方の建物は青森地方裁判所弘前支部です。
北海道からお戻りになられた明治天皇陛下は、9日朝に青森をご出発され、浪岡大釈迦の鎌田傳十郎宅と平川市八幡崎の伝馬伝習所でご休憩、夕方6時に弘前の金木屋武田清七が建てた行在所(あんざいしょ)にご宿泊されました。10日朝にご出発、裁判所にお立ち寄りになり、石川の齋藤七内宅でご休憩、大鰐のヤマニ仙遊館が建てた御仮屋にご宿泊されました。翌日は、碇ヶ関の葛原伊惣助宅でご休憩、矢立峠を越えて大館に向かわれました。
行在所は弘前市愛宕の橋雲寺に移築されました。
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