神明宮 沖館観音堂 平川市沖館

平川市沖館の観音堂に参拝してきました。神明宮と同じ敷地にあります。この辺りは中世の館跡でもあります。

鳥居

参道。右手の建物は手水舎です。

参道

参道に馬の石像がたっています。その一つです。

神馬石像

正面に神明宮の拝殿があります。

神明宮

神明宮拝殿からみる参道。

参道

神明宮から左の方向にお社が見えます。観音堂です。

境内

観音堂の鳥居です。

観音堂鳥居

観音堂です。津軽三十三観音の第二十九番礼所です。

明治初年の廃仏運動によりここの観音堂は廃棄され神明宮になりました。大正14年に神明宮境内に観音堂を再建しました。

観音堂

江戸時代の紀行家菅江真澄も立ち寄っています。

菅江真澄 すみかの山より
「沖館の村に入った。別府太郎左衛門の館の跡がある。外堀、馬出などを、昔あったさまのままに眺め、水も流れていた。塚原に大きな槻が一本たっており、その根元に、なかばいばらに埋もれている寛永年間の石碑がある。また古碑も多い。この槻のもとにある碑は、竜田太郎左衛門といって、世にすぐれた力士がいたが、わが親の墓じるしに、自分の力のほどを後の世までも見せておこうと、山から背負ってきた墓石だと、人が語ってくれた。」
東洋文庫版 菅江真澄遊覧記3 寛政八年(一七九六年)五月二十日の日記より引用

この辺りも堀の跡だと思います。最初の鳥居の右側一帯です。

堀跡
堀跡

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