大石神社 弘前市大森

大石神社に参拝してきました。弘前からだと県道31号を鰺ヶ沢方向に進み、大森の集落で大森勝山遺跡方向に左折します。遺跡に寄らずにさらにのぼって県道30号を横切り、さらに1キロほどのぼると白い鳥居が見えます。住所は弘前市大森字勝山289です。

鳥居

白い鳥居の額には大石大神と赤倉大神と書かれています。大石神社は赤い鳥居が参道で、右の道は赤倉霊場への参道です。

鳥居

手水舎です。

手水舎

境内です。

境内

拝殿です。

拝殿

拝殿裏に本殿があります。本殿の後ろに大きな石がみえました。磐座(いわくら)か御神体と思われます。

狛犬です。風化してきており歴史を感じさせます。

狛犬

境内にはたくさんの祠があって馬の石像が入っています。それぞれに飼葉桶がついていて水の入ったバケツもおいてあります。

馬の祠

江戸時代の紀行家菅江真澄も大石神社を訪れています。

菅江真澄「外浜奇勝(三)」より
「赤倉が岳にのぼろうと出立した。(中略)野中に松が群立ったところは大石明神という。神前に大きな伏した岩や立った岩のある間に、石割松、いしわり杉が生えていた。その大杉の下枝に紙がびっしりと結びつけてある。これは乳の乏しい女が祈願したのであり、また、恋の願いをかけ、愛し合う夫婦の仲がいつまでも変わらぬようにと、杉の下枝に紙をむすび、その験(しるし)を得るためであるという。」
東洋文庫版 菅江真澄遊覧記3 寛政十年(1798)六月二日の日記より引用

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