舘稲荷神社 五戸町

五戸町の歴史未来パークに鎮座している神社です。五戸代官所の裏手です。

鳥居

この地は、古くは木村舘といい、木村家の屋敷があったところです。

舘稲荷神社

木村舘の神様ということで舘稲荷です。

社殿

引用
三浦榮一 流れる五戸川より
「舘稲荷は木村杢助の氏神様である。茨城の小山から来たといわれる小山家の十四代秀勝の時、南部藩の藩吏(役人のこと)となり五戸地方を治めた。別名木村郷とも呼び三兄弟のうち、長男政秀は戸来、次男杢助は五戸、三男秀直は又重を治めた。そして、秀清は居住地に舘をつくり、住宅地南側に氏神様として稲荷神社(舘稲荷大明神とある)を建て、その後代官所が設置された。」中略「百二十四年間、歴代の代官が氏神として守り続けてきた。世の移り変わりによって明治二年、五戸代官所が廃止された。そこで地域住民が受けつぎ、改築、修繕などをしながら維持管理してきた」
流れる五戸川 続8「木村氏の舘稲荷」より引用

氏神(一族の神様)から産土神(うぶすな=地域の神様)に転じたのですね。

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