イタリア人のジュセップ・ファブリー氏が設立したフランコ・イタリアン缶詰会社の事務所兼住宅として建てられた洋館でした。
イタリア館と呼ばれていました。
大正5年に油川にきてイワシの製缶事業を始め、成功して大正7年(1918)にこの洋館や工場を建設しました。残念ながら竣工から数ヶ月で亡くなったようです。案内板には「全国で流行の悪性感冒のため急逝」と書いてあります。大正7年なのでスペイン風邪にかかってしまったのだと思われます。
この建物は2018年5月に解体されてしまいました。
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