宮田のイチョウ 青森市宮田

宮田のイチョウの場所は、青森県動物愛護センターの駐車場に入る直前、二つに分かれる道を左に入ったところです。宮田の龍神御水の少し先です。

ここには江戸時代の紀行家菅江真澄も訪れています。銀杏の木が2本ありその場所が寺跡であったと書いています。

菅江真澄 すみかの山より
「吾妻山(東岳)の麓の宮田という村にきた。この塚原のようなところに、ふるい銀杏(乳いちょうという)の木が二本たっている。寺のあったあとと思われて、五百年ほどむかしからの石塔婆がたくさんころがっていた。それを橋にしてわたしたものもあり、あるいはおしたてたり、あるいは埋もれているものもあった。近いころ、この畠のなかからこまで(高麗焼)の陶皿がたくさん掘りだされたという。」
東洋文庫版 菅江真澄遊覧記3 寛政八年(一七九六年)四月二十日の日記より引用


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