明治14年(1881)9月9日、明治天皇は東北北海道御巡幸の帰途、弘前にお立ち寄りになり、金木屋武田清七氏が新築した行在所(あんざいしょ)に御宿泊されました。
場所は弘前市本町、弘前大学医学部附属病院が建っているところです。
附属病院の正面に向かって右側の端、病院敷地の北西の角に木が繁っている場所があります。
ここに明治天皇行在所御遺蹟の碑が建っています。
弘前行在所は弘前市愛宕山にある橋雲寺に寄進され、橋雲寺の護摩堂になりました。
アルミサッシのガラス戸、トタン屋根など手が加えられたところもありますが、全体として当時のままの姿を保っています。
後方からです。
護摩堂横の護摩堂碑です。武田氏から寄進されたとあります。
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