旧弘前市立図書館です。場所は弘前城の追手門近くにある追手門広場です。観光館があるところです。
木造三階建て、八角のドームが二つありルネッサンス様式の建物です。設計施工は、地元の建築家棟梁の堀江佐吉でした。
明治３７年に、地元の建設業の有志が、陸軍第八師団の施設工事で得た利益を地元に還元しようと、図書館を作って市に寄付することになったと伝えられています。明治３９年に完成しました。
以後、昭和６年まで市立図書館として使われていましたが、その後富野町に移築されて個人所有の店舗兼アパートになっていたそうです。平成２年、弘前市市制施行１００周年の記念事業の一つとして、現在の位置に復元されました。
一般公開されています。
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