安部城(あべしろ)鉱山は、かつて川内町にあった鉱山です。大正時代がピークで、当時は銅山として日本有数の産出量がありました。
最盛期には鉱山関係者は家族を含めると3500人位、このため、川内町の人口は12700人になり、当時、青森県下では青森市、弘前市、八戸町に次いで4番目の人口を有する町だったそうです。
川内から湯の川温泉の方向に、車で約15分ほどのところで安部城の集落に道が分岐します。ちょっと見落としてしまいそうな標識が立っています。
少し進むと案内板があります。この先は普通の乗用車では無理のようです。
近くには鉱滓置場の跡、いわゆるボタ山です。
昔はこの近くに商店街、病院や劇場があったそうです。想像できない変わりようです。
この先、もう少し進めば煙突などの鉱山の跡が見れるようですが、今日はここまでにしました。
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