浅虫八幡宮 奥州街道 青森市

浅虫の八幡宮に参拝してきました。

参道

拝殿です。

拝殿

境内。

境内

境内から北、海の方向。正面の島は湯の島です。

湯の島

境内から東、浅虫温泉駅の方向。

浅虫温泉

境内から遊歩道があります。谷地山自然遊歩道です。

遊歩道

この遊歩道は旧奥州街道でもあります。海沿いの道が善知鳥崎を通る「うとうまえのかけ橋→善知鳥崎」、山沿いの道が久栗坂の稲荷神社からこの八幡宮へでる道です。

菅江真澄もこの八幡宮に詣でました。

菅江真澄 外が浜づたひより
「山の崖のかたがわにある八幡宮に幣をささげた。拝殿のようなところに観世音を安置して、この国内の寺めぐりとして三十三番の札所があるが、ここはその二十三番にあたるという。かけてある札に「月も日も波間に浮むは裸島 舟に宝を積む心地せり」とあった。社人の優婆塞(うばそく=山伏)のもとでしばらく語らってから、山路のまがりみちを出てくると、夢宅庵という寺に薬師仏をまつって湯の神としていた。ふたたび湯をあびて、きょうの暑さを忘れた。」
東洋文庫版 菅江真澄遊覧記2 天明八年(一七八八年)七月六日の日記より引用

菅江真澄が来たときは、観音は八幡宮の方にあったようです。今は、夢宅寺が津軽三十三観音第二十三番札所です。

夢宅寺

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