野辺地町にある弘前藩戦死者の墓石です。この辺りで、戊辰戦争のときに弘前藩と盛岡藩の戦闘がありました。
明治元年9月22日の夜半、弘前藩兵約180人が藩境を超えて夜襲をかけ、戸数64戸の馬門村に火を放って焼失させ、一部は野辺地川を超えて代官所に接近しましたが、盛岡藩兵の反撃にあい、未明までの戦闘で弘前藩兵は戦死者27名(29名説、45名説、49名説いろいろあります。)を出して敗走しました。盛岡藩の戦死者は8名。
戦後、野辺地に進駐した弘前藩は、この場所に戦死者の墓を建立しました。
150年前の事件です。
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