2022年2月2日
乳穂ヶ滝(におがたき)が結氷したと聞いて行ってきました。
この滝の結氷を見るのは久しぶりです。4年前にも結氷したそうですがそのときは見ることができませんでした。
一応下までつながっていますが、ぎりぎりですね。
高さ33メートルの氷柱です。氷柱の中を滝が流れる音が聞こえています。
乳穂ヶ滝まつりはコロナ感染拡大の影響で中止になりました。
2018年2月3日
最近寒い日が続いたので期待して行ってみたのですが、まだつながっていませんでした。
下の方はだいぶ太くなっていたのですが。
今年の乳穂ケ滝氷祭は2月18日です。
2017年1月2日
天気が良く道路に雪がないので白神方面にドライブしてきました。途中、乳穂ケ滝に立ち寄りました。
岩壁につららがみえますが、
今年は暖かいのでまだ氷柱はできていません。
滝つぼから上を見上げた写真です。
2014年1月18日
寒い日が続いているので様子をみにいってきました。
まだです。
2013年2月28日
乳穂ヶ滝が氷結したというニュースをテレビでみて行ってきたのですが、
残念ながら、見ることができませんでした。昨夜こわれてしまったようです。
2013年1月11日
西目屋村の乳穂ヶ滝(におがたき)に行ってきました。
道路はしっかり除雪されています。吹雪くと雪壁が見えにくくなることがありますが、それは津軽では日常のこと、慎重に運転すれば大丈夫です。
鳥居をくぐって滝つぼへ向かいます。
灯籠が雪帽子をかぶっています。
半分くらいの氷結です。まだ一月ですから、こんなものでしょう。
今年は寒いですから、日々成長し、しっかり氷結すると期待しています。
菅江真澄も訪れています。
菅江真澄 雪のもろ滝より
「道のかたわらの鳥居をくぐると、世中滝(よのなかたき)といって、その年の作物の豊凶をうらなう習俗をもつ滝のもとにでた。見れば、二十尋ばかり高いところから、村雨のように水がはらはらと落ちかかっている。滝の下方の岩を新穂石(にほいし)といって、稲の新穂を束ねたかたちをしたところに水が凍りついていた。この水が日がたつにつれて降り積もる雪とひとつになり、ますます高くつみ重なって、まことの新穂をつんだようになる。寒い年にはたいそう高く重なり、暖かい年には低い。その程度をはかり、一月のころ藩主に申し上げて、来る秋の田の実りの豊凶を占い予知する。」
東洋文庫版 菅江真澄遊覧記3 寛政八年(一七九六年)十一月四日の日記より引用
2012年2月18日
乳穂ヶ滝(におがたき)が4年ぶりに氷結しているというので行ってきました。
すばらしい。きれいに氷結しています。
この形で豊凶を占うのだそうですが、もう豊作間違いなしでしょう。
滝の裏に祠があります。不動尊ほか。
祠のところから下を。
乳穂ヶ滝氷祭のステージ設営中でした。
乳穂ヶ滝氷祭は2月の第3日曜日、今年は明日2月19日11時からです。
以下、菅江真澄 津軽の奥より
弘前の城に近い、岩木山の南方に、目屋が沢(西目屋村)というところがあり、そこに滝がある。この水が寒さに落ちかさなって凍り、ちょうど氷の塔をたてたようになり、新しい稲穂をつみあげたさまに似ているというので、これを にいほ滝 と呼んでいる。そこに、藩主が使者をだして、この氷が大きいか、小さいかを、この日、検視に行かせるというのは、ひいけの祭※と同じく、氷の厚いうすいで、農作の吉凶をうらなう行事がおこなわれるのであった。それで、この新穂(にいほ)の滝を豊年滝、世のなか滝ともいうと、この国の人が語った。
※ひいけの祭り
宮廷で、氷(ひ)のためしの奏(そう)といって、元日の節会に、特定の池の氷が厚薄を奏上させる行事があった。氷が厚いときは豊年、薄いときは凶年として、法会をおこない祈祷させた。
東洋文庫版 菅江真澄遊覧記3 寛政八年(一七九六年)一月十六日の日記より引用
2011年7月24日
乳穂ヶ滝は青森県西目屋村にある滝です。「におがたき」と読みます。
弘前市から西目屋村へ向かい、村役場をすぎしばらく走ると左手に鳥居が見え、その前が駐車場になっています。
鳥居をくぐります。
見上げると、祠が見え、上から水が落ちてきています。
案内板によると祠は不動尊とのことです。鳥居がありますが仏教的色彩が強いようです。
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