むつ市脇野沢にある道の駅です。
「鱈の里」とあるように、タラはこの地方の特産品です。
鱈漁について、宇曽利百話(笹沢魯羊著)より要約引用します。
「江戸時代から佐井、長後、脇野沢、小沢、蠣崎から安渡、中野沢までの村々がタラ漁をしていましたが、とりわけ脇野沢の弁天島(鯛島)周辺は最上の漁場でした。初漁のタラは南部藩主に献上し、藩はこれを江戸に送って幕府に献上していました。献上鱈は新鱈造にして田名部代官所から同心が付き添って夜通し急送されました。新鱈とは口から刃物を差入れて臓物を抜いて塩を放り入れた塩蔵品です。腹を割かないところが武家を中心に縁起物として喜ばれました。」
道の駅は冬季(12月から3月)は休業しているようです。
近くにある野猿公苑では捕獲されたサルが暮らしています。
目次のページ>道の駅・産直施設・リゾート施設目次>このページ