公開武家屋敷 弘前市


公開武家屋敷は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」の選定をうけた仲町(なかちょう)にあります。

仲町は町名ではなくて、古くからの地区名です。お城の東側を上町(うわまち)、西側を下町(したまち)、北側を仲町と呼んでいました。今でも下町はよくつかいます。仲町もたまにつかいます。公開武家屋敷がある辺りは今の町名で言えば若党町です。

仲町には保存公開されている武家住宅が4軒あります。今回は中に入りませんでしたが、内部は家具調度も備えて江戸時代の生活のありさまを復元しています。

休館日が施設ごとに細かく設定されているので出かけるときは市のホームページ等で確認したほうがよいでしょう。桜まつり、ねぷたまつり、菊と紅葉まつり、雪燈籠まつりの期間中は休館日無しでやっているようです。

仲町

旧岩田家住宅

弘前亀甲郵便局の角を若党町に入ってすぐのところにあります。案内板には「今から220年ほど前の寛政時代末から文化年間に建てられたものと思われる」と書いてあります。

旧岩田家
旧岩田家
旧岩田家
旧岩田家

旧笹森家住宅

弘前城亀甲門からまっすぐ北に向い、最初の角を左に曲がればすぐです。案内板には「建築年代が江戸時代中期で、同保存地区内で現存する最古の武家住宅として確認でき」と書いてあります。

旧笹森家
旧笹森家
旧笹森家

旧伊東家住宅

弘前城亀甲門から西に向かって歩き、お濠がとぎれるところの信号を北に入ってすぐです。案内板には「藩医を務めた伊東家の住宅」「当初の建築年代は十九世紀初期と考えられ」とあります。

旧伊東家
旧伊東家
旧伊東家
旧伊東家

旧梅田家住宅

伊東家住宅の奥の方にあります。案内板には「十九世紀中頃の嘉永年間に建てられ」「津軽地方の一般的な武士の住宅」とあります。

旧梅田家
旧梅田家
旧梅田家
旧梅田家

一挙に4軒まわったので、後で写真を見てもどれがどこだったか分からなくなってしまい、整理にだいぶ時間がかかってしまいました。

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