道の駅ゆーさ浅虫の一角に、「ねぶた発祥の地 浅虫温泉」と表示しているので、以前から気になっていました。
今回、初めて行ってきました。町の中にも「発祥の地」と書いた貼り紙が。
旧浅虫小学校がスタート地点です。
6時30分、神事が始まりました。安全祈願祭です。
7時、運行開始です。
運行コースは、旧浅虫小学校から浅虫温泉駅まで。
2時間くらいかけてぐるぐると町内を回るようです。
昔ながらのねぶた祭りです。
たまたま旅館に宿泊していた方々にも喜んでいただいているようです。
今年、令和元年は、7月13日・14日、8月14日に開催。
ねぶた浅虫発祥説を紹介します。
「浅虫ではもとはネプタをやったもので、村の八幡様の付近に蝦夷館というのがある。これにこもっていた赤治鬼(あかじおに)を退治するためにやってきた坂上田村麻呂将軍が非常に困らされた。それは昼は館にこもり夜になると出てくる鬼だったからである。一策を案じて人形をこしらえ大いに囃したてた。鬼は館から見物に出た。まんまと捕らえたのである。これ以来記念にネプタをまつることになったが、「ネプタコ流れろ、松の葉さとつぱれ、ダサバダセダセヨ」とその日は唱える。
この文、初出は戦前に発行されていた「旅と伝説」という雑誌のようです。いろいろな資料に引用されています。史実では坂上田村麻呂は青森までは来なかったようです。あくまでも伝説です。
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