福島城跡から国道339号を少し北上、山王坊遺跡入り口の手前に、オセドウ遺跡という貝塚遺跡があります
道ばたにこんな看板が立っています。カタカナの脇に、漢字で「於瀬洞」遺跡公園と書いてあります。
せまいですが車をとめるスペースがあったので、車をおいて看板脇から上ってみました。
上は平坦で四阿もあるちょっとした公園になっています。オセドウ遺跡の案内板があります。
木々の間に何か建物が見えます。
行ってみると神社の社殿でした。
ここは、神明宮の境内でした。
参道です。
虫です。
江戸時代の紀行家菅江真澄が津軽に滞在していたとき、虫送りをみています。
「六日 (中略)むしおくり をするというので、人の形代や、むしのかたしろをたくさんつくって持ち、いろいろな紙の幡を風になびかせ、太鼓、笛、かね、ほら貝を吹き、ねりあるいてさわぎ、戯れ、舞いながら、あちこちの田の面をめぐっている。そしてしまいには、つるぎや太刀できりはらうまねもするということである。」
東洋文庫版 菅江真澄遊覧記3 外浜奇勝 寛政八年(一七九六年)七月の日記より引用
神明宮の鳥居。
こちらに側には広い駐車スペースがありました。
オセドウというのは、オイセドウ、お伊勢堂のようです。