田舎館城跡は、現在の田舎館村役場の東側一帯に築かれていた中世の城跡です。
鎌倉時代に工藤氏が築いたとも言われていますが確かなことは分からないようです。
文明7年(1475)ころ、浅瀬石城主千徳正久の二男千徳政実が居城にしました。
田舎館の千徳氏は、天正13年(1585)、大浦為信に攻められ落城し滅亡しました。
現在の田舎館村役場の東側に田んぼアートの会場がありますが、役場からみると田んぼの向こう側に遺構が残っています。
案内板が設置されています。
城址からみた田舎館村役場です。役場は天守閣風の建物ですが、中世の田舎館城に天守閣は無いので田舎館城の復元ではありません。
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