廣田神社は青森市長島の県庁前にあります。
国道に面して社号標がたっています。
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国道から入る参道です。
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拝殿です。先の大戦で被災した後の再建です。
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道路をへだてて末社があります。市内中心部ということで、道路が必要な事情があったのだと思いますが、境内が分断されているのは残念です。
稲荷神社です。
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二十三夜大神宮です。
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龍神宮です。
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龍神宮の祠です。
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【2016年2月3日】
用事があって青森市に行っていたのですが、そろそろ帰ろうというところで、もう少しすれば豆まきが始まると聞き、行ってきました。県庁前にある廣田神社です。
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始まったら写真など撮っている余裕はなく、ひたすら豆に手を伸ばしていました。
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昔の節分
江戸時代の紀行家菅江真澄が田名部(むつ市)に滞在していたときに節分を見ています。
「二十三日 節分である。豆をまく男が、炭、松の葉、いわし、昆布などをいり豆にまぜて枡に入れ、あ という息で、鬼は外にといい、う という声に福を呼び、「なにの目をうつ、鬼の目をうつ」と呼ばうのは、打擲四方眼晴であろうか。御菩薩の池の辺の鬼を追いはらうといって、三石三斗の豆をうったのをいうのであろうか。家屋敷のすみずみまで豆をうって巡り、そして神棚や仏壇に しとぎ、いり豆を供え奉り、どこの家でも拝んでいる。」
東洋文庫版 菅江真澄遊覧記3 牧の冬枯 寛政四年(一七九二年)十二月の日記より引用
いり豆だけでなく、「炭、松の葉、いわし、昆布などをいり豆にまぜ」たものをまいたと書いています。いつしか「いり豆」だけになり、今は落花生に変わりました。