同じ猿賀神社である中泊町の猿賀神社に、この度、初めて参拝することができました。中泊町の猿賀さまは、富野猿賀神社。下の猿賀様といわれています。文政8年(1815年)に平川市の猿賀神社より分霊されたのだそうです。
大鳥居です。

同じ境内にある天台宗般若寺です。

拝殿です。かつて岩木川水運が盛んだったころ、航海安全を祈って奉納された船絵馬が数多く残っているそうです。

道路の案内標識には富野猿賀神社とありましたが、社額は「猿賀山深砂大権現」、社標柱は「深砂大権現」となっています。

平川市の猿賀神社も、明治に今の名称になる前は、深砂大権現だったといいますから、古い形を守ってきたのだと思われます。

狛犬です。夏の陽ざしを避けてか手拭でほっかむりをしています。

境内社の弁財天様です。

ハス池です。

土俵です。

秋田県鹿角市十和田錦木にも猿賀神社があります。鹿角猿賀神社の社伝によれば、洪水でご神体が流され、流れついた場所に祀ったのが平川市の猿賀神社だそうです。秋田県の鹿角から青森県の平川に、そしてここ中泊町に。
→猿賀神社