大川原の火流し 黒石市

毎年8月16日の夕刻、黒石から城ヶ倉へ向かう途中にある大川原という集落で、「大川原の火流し」という伝統行事が行われます。

カヤで編んだ3つの舟を作り、集落を流れる中野川に浮かべ、その舟に火をつけて下流へ流していきます。火の具合によって来年の作物の成り具合を占うとか。

今、準備中です。すでに川に入っている人もいます。

中野川

点火。

火流し

川に移動させています。

カヤ舟

若者たちが急流の中でカヤ舟を操ります。

大川原の火流し

距離があって良くわかりませんが、無事、大川原橋に到着したようです。

大川原橋

大川原の火流しは、青森県無形民俗文化財に指定されています。南北朝時代にさかのぼる歴史のことはさておき、急流の中で必死にカヤ舟をあやつる若者の奮闘と、声援を送る岸辺の住民が一体となる、すばらしい地域の行事です。一見の価値あります。

車は旧小学校跡地にとめることができます。時間になるといきなり人出が増えますから、余裕のある行動が必要です。

この写真は一昨年、2009年のものです。

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