かつ

歴史

津軽地方の津軽氏

津軽藩の藩祖となった津軽為信は、津軽全体に勢力を拡大するまでは大浦為信と名乗っていました。大浦氏が津軽氏になったのは、京都の近衛家の猶子になって藤原の姓と杏葉の紋所の使用を認められたときからだといわれています。この時期に、豊臣政権からの文書...
歴史

斗南藩の誕生と消滅

会津藩の処分斗南(となみ)藩は、戊辰戦争の敗者である会津藩が、敗戦処分により大幅に減禄の上、転封されたことにより創設された藩です。政府は、明治2年11月4日に会津松平家の家督を松平慶三郎容大が相続することを認めました。ただし、会津藩の領地は...
公園・名所旧跡・その他景勝地

八戸城址 三八城公園 八戸市内丸

八戸城址に行ってきました。八戸公会堂の横から入ります。八戸城は八戸藩の居城でしたが明治に入り廃城となり、本丸跡は三八城公園(みやぎこうえん)になっています。三八城というのは三戸郡八戸城という意味です。八戸地方は、根城南部氏が遠野に移ってから...
歴史

南部地方の南部氏

青森県の東側を南部地方といいます。青い森鉄道で言えば、青森駅を出て狩場沢駅までが津軽地方、野辺地駅から先が南部地方です。現在の青森県が成立してから江戸時代に盛岡に本拠をおいた南部氏の領地であった範囲を、南部(地方)と呼ぶようになりました。県...
資料館・美術館・その他公共施設

八戸市博物館 八戸市

八戸市博物館に行ってきました。銅像は南部師行公です。南北朝時代の甲斐国の武将で、陸奥守北畠顕家に従って糠部に入り根城を築きました。八戸市博物館は八戸の歴史や民俗を展示している市営の博物館です。中世の城跡である根城に隣接しています。考古展示室...
神社仏閣

法霊山龗神社 八戸市内丸

法霊山龗神社(ほうりょうさんおがみ神社)は、八戸市内丸に鎮座しています。平安時代よりさらにさかのぼる大変古い歴史をもつ神社です。鳥居主祭神は、高龗神、法霊大明神です。社殿龗は「おがみ」と読みます。雨かんむりの下に「口」を横並びに3つ、その下...
資料館・美術館・その他公共施設

みちのく有料道路

みちのく有料道路は、青森市と七戸町を結ぶ有料道路です。有料道路ではありますが高速道路ではないので一般道路と同じ速度規制です。60キロ制限です。青森から十和田市方面に行くには国道4号線がありますが、この有料道路を使うと平内や野辺地を経由せず、...
鉄道

田名部運輸軌道 むつ市

田名部運輸軌道(たなぶうんゆきどう)は、かつて青森県田名部町(現・むつ市)にあった国鉄大湊線の田名部駅(現・赤川駅)から田名部町の中心部を結んでいた馬車軌道です。東北本線野辺地駅を起点とする国鉄大湊線が大湊駅まで開通したのは、大正10年(1...
鉄道

津軽のガソリンカー

昭和の初めころ、鉄道省は地方都市圏近郊区間の輸送力を増強するために、全国各地にガソリン機関による気動車の導入を計画しました。青森県内では弘前機関区にガソリン気動車が配置されることになりました。運転区間は奥羽線の大鰐駅から弘前駅を経て川部駅で...