唐川城は、素人目ですが、戦に備えた城という感じがします。眺望がよいので、敵の動向がよく見えたことでしょう。
案内板には、「安東氏時代より古い平安時代後期(10世紀後半~11世紀代)に築城されたことが判明しました。高地性環濠集落と呼ばれる性格のものであり、その後安東氏時代(15世紀)に一部が再利用されている」と書いてありました。
10世紀後半といえば、この辺りは、まだ大和朝廷の支配下には入っていなかったでしょう。秋田城にいた大和朝廷の軍と戦っていた蝦夷の城だったのでしょうか。
日本海と十三湖が見えます。
案内板によれば、この展望台のところが南端で、城郭は北に伸びているようです。精錬炉もあったと書いてあります。
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