青森県内の羽州街道を歩いています。今日は奥羽線津軽湯の沢駅から道の駅いかりがせきを目指して国道7号を歩きます。グーグルマップによれば5.1キロ、約1時間の道のりです。この辺りの羽州街道はほぼ国道7号に重なっています。
弘前駅9時2分の電車に乗り、津軽湯の沢駅に9時22分到着しました。この駅からスタートです。
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駅前の道路です。この先すぐに国道7号線です。
国道7号線に出て北に進むとすぐに追分橋があります。平川にかかる橋です。
橋を渡ると、鹿角・小坂方面の分岐点です。
通り過ぎてから振り返った分岐点です。右が国道7号、左が国道282号です。国道7号は矢立峠に向い、国道282号は坂梨峠に向う道です。
この分岐の場所に岩渕公園前というバス停がありますが、岩渕公園がどこにあるのか、付近を少し歩いたのですが分かりませんでした。
また、だいぶ前にはこの追分の辺りに碇ヶ関関所跡という観光施設がありました。ただし、番所がこの辺りにあったのではないようです。
追分橋を渡った左側は、地図によると折橋というところです。折橋御番所があったところだと思われます。ここは通り過ぎて進みました。
なお、碇ヶ関関所は、峠下御番所、折橋御番所、船岡御番所、大橋御番所の総称です。峠下御番所は秋田領に一番近い番所で、今の津軽湯の沢駅からさらに南に入ったところです。折橋御番所跡には立ち寄りませんでしたが、この先に船岡御番所跡があり、碇ヶ関の町に入れば大橋御番所跡(碇ヶ関御番所跡)があります。
先に進むと駐車帯があります。
この駐車帯から山道があり、金龍山高福寺の門柱がありましたが、地図をみてもお寺が見当たりません。
さらに進むと、石柱が見えてきました。「羽州街道」と刻んであります。右は船岡バス停です。
この案内板によると、この案内板の右奥に御番所があったようです。船岡御番所です。また、本来の羽州街道は平川の対岸を通っていたようです。
船岡橋を渡ります。津刈川にかかる橋です。
ここから右に入れば、久吉ダム、たけのこの里です。たけのこの里は休業中です。
高速道路入口が見えてきました。
この先、碇ヶ関上町のバス停を過ぎてまもなく、番所橋(ばんどころはし)を渡ります。
番所橋の上から左前方の道路が途切れている付近が大橋の番所跡(碇ヶ関関所跡)です。碇ヶ関関所については別の記事に書いています。
この後、碇ヶ関温泉会館で温泉に入り、ぶらぶらと碇ヶ関の町を歩いて、今日の目的地である道の駅いかりがせきに到着しました。出発してから約2時間です。
道の駅で旬の根曲がり竹を買い求めて碇ヶ関駅発11時57分の電車で弘前に帰りました。
次回は、道の駅いかりがせきから、長峰を経て、大鰐温泉駅まで、7.8キロ、グーグルマップによれば1 時間33分の道のりを歩く予定です。
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