弘前城には9つの橋がかかっています。外濠にかかる亀甲橋・一陽橋、西濠にかかる春陽橋、中濠にかかる杉の大橋・石橋、内堀にかかる下乗橋・鷹丘橋、二階堰にかかる賀田橋・波祢橋です。
亀甲橋
かめのこばしと読みます。かめのこうばしと伸ばして言う人もいます。外濠を渡って亀甲門(北門)に入る橋です。
関連記事:弘前城の門 亀甲門
一陽橋
いちようばしと読みます。紺屋町から城内に入る橋です。藩政時代にはなかった橋です。
関連記事:弘前城の出入口 一陽橋口
春陽橋
しゅんうようばしと読みます。西濠にかかる橋です。藩政時代にはなかった橋です。
関連記事:弘前城の出入口 春陽橋口
杉の大橋
すぎのおおはしと読みます。中濠にかかり、二の丸と三の丸を結ぶ橋です。最初は杉材で作られていたので杉の大橋と呼ばれたようです。現在はヒノキ材とのことです。
石橋
いしばしと読みます。城内で唯一の石造りの橋なので石橋と読んできたのだと思います。二の丸と三の丸を結ぶ橋です。中濠にかかっています。
鷹丘橋
たかおかばしと読みます。本丸と北の郭を結ぶ橋です。
波祢橋
はねばしと読みます。本丸と四の丸を結ぶ橋です。賀田橋とともに二階堰にかかる橋です。
賀田橋
よしたばしと読みます。三の丸と四の丸を結ぶ橋です。二階堰にかかっています。
下乗橋
げじょうばしと読みます。二の丸から本丸に入る橋です。
下乗橋の擬宝珠(ぎぼし)には、大正三年十月鋳造という文字が見えます。朱に塗られて擬宝珠が付くようになったのは、大正四(1915)年四月の架け替えからのようです。
目次のページ>公園・名所旧跡・その他景勝地>弘前城>このページ