今、弘前を代表するお祭りは「ねぷた」ですが、江戸時代には弘前八幡宮の祭礼が弘前最大の祭りだったそうです。神輿渡御の行列は城内に入り、藩主の上覧を得たそうです。
八幡宮祭礼における神輿渡御行列は明治15年を最後に行われなくなり、往時の山車や町印の一部が、ここに保存展示されています。弘前市立観光館がある大手門広場です。
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長く続いていた祭りが無くなるというのは、コロナ禍のようにそれどころではない事態が発生した場合、祭りを支える人たちの間で祭りを続けるモチベーションが無くなってしまった場合、続けたい気持ちはあっても経費を維持できなくなった場合、などいろいろあると思います。弘前八幡宮の神輿行列はなぜ途絶えてしまったのでしょうか。
青森市も同様のことがありました。今は青森市のお祭りといえば「ねぶた」ですが、江戸時代には毘沙門堂(香取神社)の神輿渡御が最大のお祭りだったそうです。
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