大森勝山遺跡に行ってきました。弘前に住んでいながらここを訪れるのは初めてでした。
大森勝山遺跡は、世界遺産指定が予定されている北海道・北東北の縄文遺跡群の構成資産の一つです。
弘前市の中心部から鰺ヶ沢方向に車で約40分です。住所は弘前市大森勝山ですが、私は百沢東岩木山の「北小苑温泉 」をナビに入れて向かいました。
岩木山の東山麓に位置しています。
今は整備工事の最中です。
駐車場から少し上って行くと、土が出ている場所が見えてきます。環状列石の場所です。
大森勝山遺跡は、縄文時代晩期、3千年前に作られた環状列石(ストーンサークル)を主体とする遺跡です。
環状列石は、長径48.5メートル、短径39.1メートルのやや楕円形です。ただし、見えている部分は復元で、本物の石は保存のために埋め戻してあります。
環状列石周辺には捨て場や屋外炉などがあります。土器や石器などが出土しています。
下の写真は大型竪穴建物跡です。
電線や建物がありません。自然に囲まれた縄文遺跡です。
出土品の展示施設は、遺跡から車で10分ほどの距離にある弘前市裾野地区体育文化交流センターです。月曜日(祝休日の場合は翌日)休館です。住所は弘前市大字十面沢字轡8-9、裾野小学校の隣です。
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