尻屋崎(しりやざき)は、下北半島の北東端の岬です。車だとむつ市から40分くらいです。
岬の入り口にゲートがあります。車が近づくと自動で開きます。これは放牧されている馬が外に出ないように設置されているものです。
入れるのは9時から16時まで、冬季は常時閉鎖されています。
尻屋埼(しりやさき)灯台です。
灯台の付近に馬が放牧されています。
昔から放牧されていた馬ですが、昭和45年に地元の学校の先生が「寒立馬(かんだちめ)」という名を付け、その名が定着しました。
本州最涯地という石碑がたっていました。最北は大間崎なので最涯にしたのでしょうか。最果てという意味のようです。
灯台前の案内板より
尻屋埼(しりやさき)灯台
この灯台は、明治9年(1876)年10月に設置されたレンガ造灯台で設置当時の姿を留めております。日本の灯台50選に選ばれました。 第二管区海上保安本部
灯台の高さは32.82メートル。灯火中心までは28.2メートルとのことです。レンガ造りでは日本一高い灯台です。
のぼってみることにしました。入場料300円です。のぼれる灯台は全国に16しかないそうです。その一つです。
灯台の入口に明治9年初点を示す表示板が貼ってあります。
すぐのところに、レンガ壁の構造を見ることができる場所があります。
128段の階段です。
途中で上を写しました。これは階段の裏側です。
所々に明り取りの窓があります。
のぼり切ったところに灯台を点灯させる装置が設置されています。
絶景です。この方向が津軽海峡です。
こっちが太平洋です。
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