聖寿寺館(しょうじゅじたて)は、室町時代から戦国時代にかけての、南部氏宗家の居館です。
14世紀末ころに築かれたとされています。天文8年(1539年)に火災で焼失したため、南部氏は居城を三戸城に移しました。
史跡指定された聖寿寺館跡は、聖寿寺館跡本体、三光寺地区、本三戸八幡宮地区の3地区で構成されています。
聖寿寺館跡本体からは、多くの掘立柱建物跡、二階建ての可能性がある建物跡が確認されています。また、金箔土器、陶磁器が出土が出土しています。
三光寺地区には、南部氏の菩提寺である三光寺、南部利康霊屋などがあります。
遺跡の全体図。
近くに案内所があり、出土物を少し展示し、パンフレットなどが置いてあります。
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