なぜ神社に行くか

このブログは「神社」が多いです。のべつ神頼みをしているわけではありませんが、出かけた先々で、まだ参拝していない神社があればなるべく参拝するようにしてきた結果です。

わたしは、若いころから、人生の分かれ道の折々(たいしたことではなく、就職とか転職とかのことです)に、近くの神社に参拝する習慣がありました。

おそらく、子供のころ、家の屋敷神に強制的に参拝させられていたのが習い性になったものだと思います。

屋敷神は稲荷でした。普段は家の出入りの際に頭を下げれば良いだけですが、正月は大変でした。朝4時に起きてのお参りを7日間続けていたのです。

神社巡りも楽ではありません。田舎の神社では、ほぼ蜘蛛の巣をかぶります。時にはスズメバチや蛇と遭遇することもあります。

町なかにある神社の境内は比較的手入れされていますが、車を停める場所がない神社も多いです。路上駐車で参拝するのは落ち着きません。

駐車スペースがある神社でも、「神社に用のない方立ち入り禁止」とか「無断駐車禁止」という立札を立てているところがあります。参拝という「用」があるのですから問題ないはずですが、どうも敷居が高くていけません。

若いころは、参拝しても境内で写真を写すようなことはしませんでした。無人の神社ではしばらくたたずむだけ、神職のいらっしゃる神社では御朱印をいただきました。

ところが、せっかく参拝しても、少しするとどんな境内であったか思い出せななくなるので、写真を撮るようになりました。

参拝してもいろいろ思うところがあって掲載しない神社もありますが、ブログに載せた神社は、帰ってから写真を整理することで記憶が定着するらしく、わりに細かいことまで覚えています。


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