香取神社は青森市大矢沢にあります。神社と道路一本を隔てて幸畑五丁目になりますから、幸畑団地にあると言った方が分かりやすいかもしれません。
鳥居です。
境内です。奥に社務所がみえます。
神社の境内とは思えない建物がみえてきます。全面ガラス張り、周りの木々が映っています。
拝殿でした。
拝殿に入ると、ガラス越しに本殿がみえます。
平成3年に市街地の長島二丁目から遷ってきました。社号標はじめ、石碑などは旧社地から運んできたものと思われます。
境内にある由緒碑に、御神得として、武運長久、家内安全、交通安全、福徳開運、災難厄徐とありました。
青森総鎮守
青森は、寛永2年(1625年)弘前藩の湊として新たに作られた町です。寛永18年8月10日に、毘沙門天を祀る毘沙門堂を横内村から移動させて、青森町総鎮守としました。青森鎮守毘沙門神事の祭礼には神輿渡御が行われ、ねぶた祭りとともに盛大ににぎわったと伝えられています。
しかし、明治初期の神仏分離令により、毘沙門堂は本尊の毘沙門天を廃棄し、新たに経津主神・武甕槌神を祭神として、名称も香取神社と変えました。青森総鎮守の地位も毘沙門堂から善知鳥神社に移りました。
香取神社が今鎮座しているところは、本来の鎮座地である横内城址にほど近いところです。