向外瀬諏訪神社について
江戸時代の紀行家、菅江真澄がこの神社について書き残しています。
菅江真澄「津軽のをち」より
「白藤明神という社地に名高いおおふじの古木がかかっている神前をすぎて、外瀬(とのせ)という村にくると、垣根のなかに囲われて数多くの薬草が植わっているのは、藩主の薬園である。」
東洋文庫版 菅江真澄遊覧記3 寛政9年(1797)5月18日の日記より引用
菅江真澄は津軽藩の薬草栽培に力を貸していました。外瀬の薬園に行く途中、「おおふじの古木」がある「白藤明神」を通り過ぎています。藩の薬園の手前に位置し、藤の大木がある神社といえばこの向外瀬の諏訪神社です。また、白藤の老木があります。かつてこの神社は白藤明神と呼ばれていたのでしょう。
また、この神社には、田舎館村の諏訪堂というところから飛んできたという伝承があるようです。
境内はあまり広くはありませんが、大きな木に囲まれた雰囲気のある神社です。
2023年05月27日


2023年04月15日
まだ葉がない時期なのでフジの様子がよくわかります。


境内の留魂碑です。向外瀬の戦没者慰霊碑です。


2022年10月29日
弘前市の保存樹木に指定されているフジの大木です。

上のほうでイチョウと交差しています。

2015年01月01日
年が変わる時間に参拝してきました。




2014年01月01日
深夜、年が変わる時間に参拝してきました。消防団の方が纏振りをやっていました。





2011年09月10日
弘前市向外瀬(むかいとのせ)に鎮座する諏訪神社です。



拝殿です。



本殿です。

境内の様子。




