こみせについて
こみせとは、雨雪のときの通行人の便宜をはかるために道路に面しする庇(ひさし)長くしたものです。そうした店が連続しているために、アーケードのようになっています。昔は雪国を中心に各地にありました。黒石のこみせは文化庁が重要伝統的建造物群に選定しています。
上越市では雁木(がんぎ)といい、高田地区に現存する雁木の総延長は日本一とのことです。
また、江戸時代寛政四年に田名部(むつ市)に滞在した菅江真澄が「この里のならわしで庇をひろく作り、その軒端ばかりを行きかいするので、売り買いする人はらくにあるいている。(菅江真澄遊覧記3平凡社東洋文庫より引用)」と書き残しています。
2023年04月29日
黒石のこみせ通りを歩いてきました。
2011年09月10日
こみせまつりをやっている黒石市に行ってきました。
酒造を見学しました。
2010年09月11日
黒石市中町通りの「こみせ」は、店舗の軒先を利用した通路です。
中に入るとこんな感じです。
お庭を公開している家もありました。
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