羽州街道松前街道合流之地 青森市油川

油川地区は、今は青森市の一部ですが、江戸時代には青森の町とは別の町として、港町、そして宿場町として栄えていました。

西田酒造の前に「羽州街道 松前街道 合流之地」と書かれた碑があります。案内板には次のように書いてあります。

=以下引用=
ここはみちのくの主要道羽州街道の終点であり、松前街道の起点でもあった。かつては制札場でもあり、馬の蹄の音や旅人たちが交わす話し声でいつも賑わいを見せていた。
しかし、明治四年(1871年)、新城青森間に直通道路が通され、ここを通る人馬の列は急に途絶え以来百二十数年の月日が流れた。江戸時代、この道を上り下りした幕府巡検使や多くの文人墨客の姿をしのびつつ、近世交通史上重要な地点、羽州・松前両街道合流の地を永く記念するため、ここに碑を建立した。
平成五年十一月吉日建立
=引用ここまで(一部略)=

羽州街道は、桑折宿(福島県伊達郡桑折町)から油川宿(青森市)までの街道で、松前街道は、油川宿から北海道の松前藩に向かう街道です。

少し離れたところにもう一つ、羽州街道終点についての案内板がたっています。


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