弘前市文化センター前にある津軽為信(つがる ためのぶ)像です。津軽為信公は戦国時代の武将で、弘前藩の初代藩主です。

かつては弘前城本丸にあったのだそうです。

【為信像の歴史】
明治39年の藩祖三百年祭の記念事業として、市民の募金を集めて、藩祖津軽為信公の銅像を建立することになった。
制作にあたったのは、高村光雲の弟子で、山崎朝雲。
あご鬚が長く垂れていたので「髭殿」と呼ばれた為信公の顔は長勝寺にある木像を手本に、具足などは高照神社に残っていたものが参考になった。具足を着けて、右手に軍扇、左手に太刀を持った立ち姿である。
完成し、弘前城本丸に設置されたのは明治42年1月。
戦時中の昭和19年、金属供出のため無くなりました。
平成16年、弘前市出身の彫刻家、古川武治・武彦父子の制作による復元銅像が、弘前城近くの市民文化センター前の広場に建立された。
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